日勤と夜勤のシフト制で働く介護職にありがちな問題と解決法

介護職は他の仕事とは違い、施設によって様々な勤務時間が設定されている。
入居者がいる介護施設であれば24時間体制で見守らなくてはならないため、日勤と夜勤を交代でするシフト制勤務が組まれている。
デイサービスや訪問介護は夜勤がないので日勤のみになるが、8時間勤務、1時間休憩を公平に取ってもらうために少しずつ時間をずらしたシフトを組んでいるのが通常だ。

シフトは基本的に管理職が作成する。
毎月休みの希望や勤務時間を考えながら組まれているのだが、シフト表をもらった際には問題がないかチェックする必要がある。
チェックする点は、夜勤の回数は守られているか、1カ月の休日数が守られているかだ。
極端に勤務時間が長い日があったり、夜勤後すぐに勤務が入っていたりという場合は、調整してもらう必要がある。
シフト当日に問題が明らかになっても、もう修正できないのでシフト表をもらったらすぐにチェックし、調整が必要ならその時にしてもらうことが重要だ。
また、不公平なシフトが組まれていないかも要チェックだ。
勤務時間が極端に偏っていたり、特定の人だけいつも希望通りに休みが取れているといったことがあると、職員同士のトラブルになることがある。
介護職は基本的に人手不足であるため、「シフトに入ってくれないか」と打診を受けることもあるだろう。
頼まれると断れない人ほど、勤務時間が増えて負担になりやすくなる。
また、新人が多いところだとベテランの負担が多くなってしまいがちなので、シフトの見直しをしてもらうことでベテランもストレスなく働けるのだ。